盆栽は通販で買える?室内でも育てられる?初心者のための育て方入門


最近インテリアショップやカフェ、雑貨店にさりげなく置かれている盆栽を目にするようになりました。

 

かつては「ご隠居さんの趣味」の代表格だった盆栽です・・

洗練されたクールな空間演出が出来ることから、幅広い年齢層の愛好家が増えています。

 

そんなインテリア好きの間でも身近な存在になりつつある「盆栽」ですが、実は育て方を間違ってすぐダメにしてしまう人も多いようです。

 

盆栽初心者は選び方や育て方でどんなことに注意したら良いでしょうか?ポイントをまとめました。

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はじめての盆栽の購入方法

最初に購入するときのポイントです。

 

盆栽を買うには、①盆栽専門店で直接買う、②ホームセンターやインテリアショップで買う、③通販で買う、の3つの方法が一般的です。

お勧めの方法は、①盆栽専門店>②通販>③ホームセンターやインテリアショップの順になります。

 

ちょっと意外かもしれませんが、同じ観賞用の植物でも、観葉植物や他の鉢植えより自然に近いのが「盆栽」です。

 

盆栽の姿から「和」の心を感じるのは、日本の野山の自然を表現しているから。

それゆえに園芸用に改良された観葉植物よりも、よりいっそう自然に近い状態で管理する必要があります。

 

基本的に屋外で管理することになっています。

 

盆栽専門店や専門店の通販なら問題ないのですが、インテリアショップや雑貨店などでは

  • 何日も屋内に置かれている
  • 十分に手入れされていない

そんな盆栽が売られていることも良くあるそうです。

 

そういった意味で、初心者にとって③のホームセンター、インテリアショップで購入した盆栽を元気に育てることは難しいのです。

 

その点、盆栽専門店では十分に手入れが行き届いた状態で販売されています。

 

初心者の場合、お手入れ方法や選定方法を聞くためにもできれば直接店舗でご購入するのがおすすめです。

盆栽に詳しくない初心者だからこそ、専門店に足を運んだほうがなにかと確実です。

 

はじめての盆栽の選び方

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最初に選ぶものは育てやすい松やカエデがおすすめとされています・・

それも一理あるのですが、自分が気に入った物を買うという選択肢も。

 

好きなものを手に入れると愛情をもって手入れしたくなりますよね。

実物(実のなるもの)や紅葉するものなんかは季節を感じるので楽しいですね。

 

わたしの思う選び方のポイントを2つお伝えします。

最初から高いものにしない

無理して最初から高額なものを買っても、盆栽を育てるのに慣れていないとダメにしてしまうかもしれません。

 

ダメにしてしまうとは、枯らしてしまうばかりではありません。

剪定方法を間違って形が崩れたり、元気がなくなったり。

 

普通の観葉植物とはちょっと違って、やっぱり盆栽ってそれなりに難しいのです。

 

最初は価格の安いもの(5,000円以内のもの)を買う

最初はあまり高いものに手を出さず、3,000円程度でも種類豊富で十分に楽しめます。

 

樹形や葉の色に合う鉢にこだわる

鉢の色や形状で純和風になったり、モダンな感じになったりと全体の雰囲気がかなり変わります。

 

盆栽は「鉢」と「樹木」の取り合わせを楽しむアート。

紅葉が映えるような色の鉢、インテリアにあわせやすい白い鉢など「鉢」までトータルで選んでみてください。

 

先日デパートの盆栽フェアで買った「ナツハゼ」。

紅葉が綺麗な樹なので、葉の色が映える青い鉢にしてみました。

 

(2017.10.24追記)

10月末になってくると少しずつ色づいてきました。

これから日に日に葉っぱが赤くなっていくのが楽しみです。

 

(2018.06.19追記)

1年経ち、また葉が茂ってきました。

可愛い実もなりましたよ♪

 

はじめての盆栽の育て方

初心者が盆栽を育てていくには、どんなポイントに注意したら良いでしょうか?

 

1、置き場所

盆栽は室内で鑑賞するものですが、育てるのは「屋外」になります。

部屋で楽しむのは週に1日程度、3日お部屋にいれたら2週間は外で休ませてください。

 

種類によっても違いますが、基本的には夏の強い直射日光以外は良く日に当てること重要です。

 

また、風通しを良くするために地面から少し離れた木製の台の上などの置くのがベストです。

コンクリートの上に直に置くのは夏は照り返しが強く、冬は冷えすぎてしまうので避けてください。

 

2、水やり

乾いたらたっぷりと与えます。

 

苔もあったりして土の状態を見極めるのは難しいのですが、夏場は1日2回、春、秋は1日1回、冬場は2、3日に1回が目安になります。

 

盆栽は水はけ良く作られているので、根腐れの心配はあまりしなくて大丈夫です。

 

水をやる時には、下から水が流れ出すまで十分に与えてください。

 

3、肥料

基本的には成長期の前の春、冬眠の前の秋に固形肥料を与えます。

おすすめはゆっくりと効果が出る有機肥料(油粕や骨紛)だそうです。

 

小さい盆栽は土も少ない分、栄養が外に流れがちです。

小さい盆栽こそ肥料はきちんと与えることが上手く育てるポイントです。

 

まとめ

はじめての盆栽の購入方法、選び方、育て方についてそれぞれのポイントをお伝えしました。

以前と変わってカジュアルに楽しめるようになった「盆栽」、是非楽しんでみてください!

 

観葉植物でも紅葉するものだと季節を感じることができますね。

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