30歳をすぎたころから、寝不足になると目の下のクマが濃くなったり、お化粧のノリが悪くなったり・・
お肌への影響が気になるように。
30代、40代を過ぎてくると身体の中からのケアが大事になってきますね。
寝不足やたまった疲れの解消には、質の良い睡眠で身体をリセットすることも大切です。
そして、質の良い眠りをとるためには寝室のインテリアも重要なポイントです!
ということで、今回はぐっすり眠れる寝室のポイントをご紹介します。
疲れをとって元気になりたい人、熟睡して美肌になりたい人必見です!
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目次
美肌をつくる!質の良い睡眠のとり方とは
美肌をつくるための睡眠のとり方としては、PM10時からAM2時までの「ゴールデンタイム」に眠ることが大切とよく言われていますね。
実際はどうなのでしょう?
ゴールデンタイムは関係ない?
「ゴールデンタイム」に眠るといいという根拠。
それは、その時間帯に成長ホルモンの分泌が盛んになり、傷ついた細胞の修復が行われるという理由です。
しかし実際は、医学的に考えると、ゴールデンタイムというものは意味がないそうです。
例えば夜に仕事をして日中眠る、こういう人であってもきちんと眠れていれば細胞の修復は行われます。
ちょっと安心ですね
では、ホルモン分泌が意味がないかというとそうではなく
眠りに入ってから約1時間後に成長ホルモンの分泌がピークになります。
何時に寝ても最初の数時間に質のよい睡眠をとること。
これが美肌のために大切なんですね。
真っ暗にした静かな部屋で眠る
何時から眠っても質の良い睡眠がとれればいいのですが、
明るい光が入ってきたり、電車の騒音が聞こえたり。
そんな環境では深く眠ることが出来ません。
世界トップレベルの睡眠研究を続けている筑波大学の柳沢博士のコメントです。
寝ている間でも人間の聴覚中枢や視覚中枢は働き続けていて、脳は反応しています。
ですから電気がつけっぱなしとか、周囲の物音、特に放送も含め人の声が聞こえる状態では、睡眠不足ならそのまま寝られるでしょうけど睡眠は浅くなります。
出典:ASTA VISION
部屋は暗く、騒音もなるべくシャットアウトすることが理想です。
寝室に大切なインテリアの要素は「リラックス」
ぐっすりと安心して眠るためには寝室のインテリアも重要です。
例えば寝室の本棚に仕事関係の本が並んでいたり、PCやプリンター類が置かれていたりするとどうでしょうか?
疲れた身体を癒すにはあまり向いていませんね!?
ホコリを避けるという意味でも、OA機器などはなるべく遠ざけた方が良いでしょう。
インテリア・カラーもリラックスするためには重要な要素。
身体や心を癒すカラーについても後述しています。ベッドリネンやカーテンで取り入れてみてください。
睡眠中の温度・湿度のコントロール
眠っている間の室温は高すぎず、低すぎずが理想。
夏場はエアコンで、冬場は空気を汚さない暖房器具にプラスして加湿器も上手につかうことがポイントです。
部屋の空気を管理するためにも温湿度計を置いてみてください。
先ほどの柳沢博士室温によると、
室温を夏ならだいたい26度以下、冬なら20〜22度前後に保つことが推奨されています。
美肌のための寝室インテリアのポイント
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ぐっすり眠るために照明はOff!
リラックスするための照明というと、フットライトなど低い位置の照明がおすすめされていたりします。
フットライトや間接照明はやさしい光なので寝室にもおすすめなのですが、それはあくまでも起きている時の話。
脳を休めて熟睡するためには、脳科学的にも真っ暗な環境が一番です。
寝室の照明はリモコンで操作できるものか、
後付けのタイマーなどを使って、眠っている間はOFFにするがおすすめです。
おすすめの後付けタイマー
以前はアナログタイマーを使っていましたが、オイルヒーターのタイマーのような方式で正直細かいボタン操作がちょっと面倒。
そこで、今はこんなデジタルのものを使っています。
REVEX (リーベックス) [PT70DW] 簡単デジタルタイマー
休みの日の時間設定など、細かい設定をしたい場合はやっぱりデジタルの方がラク!
照明だけでなく、家電全般に使えて節電にもなりますね。
遮光カーテン・遮光ブラインドで光を完全シャットアウト
こちらもすぐに出来る寝室の改善方法です。
遮光カーテンの性能が不十分だった場合は見直してみてください。
和室でも遮光したい場合
寝室の窓に障子が入っている場合。
雨戸やシャッターがあれば真っ暗になりますが・・
そのような場合に使える遮光の障子紙です。
遮光率99.9%!光を透さない障子紙【プラカフィルム障子遮光 95cmx1.85m】
もちろん後付けのカーテンレールなどをつける方法もありますが、せっかくの障子、雰囲気の良いものなので残したいですね。
こちらの障子紙、実は最初に見たのはとある老舗のホテルでした。
和風をベースにしたインテリアの客室で、洋室ですが障子が使われている、とても上品で落ち着くお部屋でした。
そのお部屋の障子に使われていたのがこの障子紙。
朝日も完全にシャットアウトしていて、すごい!と思いました。
部屋の雰囲気を損なわずに、障子紙で遮光できるとその時初めて知りました。
口コミの評価も高いこちらの障子紙でぐっすりと眠れる環境をつくってみてください!
騒音を防ぐのは窓リフォームがおすすめ
外のうるさい音で安眠できないとしたら・・
「美肌」がつくられないどころか、眠りが浅くなり仕事や日中の活動に影響が出る恐れも。
おすすめの解決法としては窓のリフォームをすることです。
リフォームというと大げさかもしれませんが・・
工法によっては1日から半日で済む場合もあります。
窓リフォームにはいろいろな種類があります。
窓枠から全部入れ変える方法、枠は残して内側に新しいサッシを入れる方法、既存窓はそのままにして内側に新規で窓を取り付ける方法などが一般的です。
騒音だけでなく、結露や断熱にもプラスの効果が絶大な窓リフォーム、是非ご検討ください。
安眠できるベッドのレイアウト
リラックスできるベッドの配置のポイント
ベッドは落ち着ける場所に置くのが鉄則です。
そのためには、ベッドの位置だけでなくベッドに横になった時に目に入るものにも注意してみてください。
仕事関係のものや頭を使うようなもの、例えばテレビやゲームなど目に入りませんか?
眠る前のリラックスの時間にふさわしくないものが多いと、女性ホルモンも活発に働いてくれないかも!?
ワンルームであってもこれらのものはベッドから見えないように、例えば収納で目隠しをつくるなど工夫をしてみてください。
エアコンとベッドの関係に注意!
もう一つ重要なポイントは、エアコンの風が直接あたらないことです。
寝る時にエアコンをかけてはいけないというのは、これも根拠のないこと。
熱帯夜を快適に乗り切るにはやはりエアコンの力を借りるのが正解です。
しかし、風が直接あたるのは冷えすぎになってしまうので、身体によくありません。
エアコンとサーキュレーターを使って空気を循環させるようにすると、温度を下げすぎなくても快適になります。
寝室におすすめのインテリア・カラー
寝室におすすめなのは【リラックス】できるインテリア・カラーです。
癒しの効果が期待できるのは、脳に刺激の少ないパステルカラー!
シーツや枕カバー、ベッドカバー、それにカーテンなど大きな面積が優しい色で満たされるようにしてみてくださいね。
間違ってもブルーのシーツなどは使わないように!女性やカップルの寝室にはふさわしくありません。
色の中でも特におすすめなのはピンクです。
ピンク色には、女性ホルモンの働きを活発にしてくれる効果があります。
わたしも昼間は職人に交じって現場に出たりしますし、仕事でもそれ以外でもスカートはほとんど履かないし、女性ホルモンは出てるかな~と疑わしいですが、
そんな人こそ寝室の中はガーリーにしちゃいましょう!
注意したい色の使い方
音や振動などと同じように色の刺激が多すぎることも大きなストレスになることがわかっています。
今の寝室の状態を見回してみて、色が多すぎると感じた場合・・
シンプルにしてみると、ストレスなく安眠できるお部屋になるかもしれません。
まとめ
ぐっすりと眠るための寝室のインテリアのポイントをお伝えしました。
化粧品やサプリにはこだわっても、眠りの環境は気にしない人が多いのも事実です。
美肌のためにも、健康のためにも、是非取り入れてみてください!
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