「クローゼットが狭すぎて、整理してもすぐリバウンドしちゃうんだよ・・」
「きちんとしたいけど片づける時間がないからしょうがない・・」
洋服でいっぱいのクローゼットを前にすると、そんな心の声が聞こえてきそうです。
クローゼットや納戸の整理、苦手な人も多いのでは?
なんだか’時間がない’、とか’リバウンドしてしまう’とか、何度取り組んでもいい状態になれないのはダイエットに似ていますね。
そこで、ダイエットの成功法に習いクローゼットの片付けにも結果を出すメソッドを取り入れてみませんか?
この方法は’片づける’テクニックよりも ’片付いた状態へと自分を変えていく方法’ なので、小手先のテクニックよりも根本的な解決が可能です。
ここでは、リバウンドしない、スッキリしたクローゼットを手に入れるための、結果を出すメソッドをご提案いたします。
収納ダイエット計画
1、結果を出すための「イメージづくり」
ダイエットはつらいトレーニングや食事制限を含む生活習慣の改善を余儀なくされるもの。時間のない日常の中でつらいトレーニングや食事制限を継続していかなければなりません。
染み付いた自分の生活習慣を変えていったり、トレーニングを継続するにはそれなりの努力が必要です。
努力を継続して結果を出すためには、「成功してやりたいことをイメージする」ことが大切です。
例えば、痩せて今年こそ海に行く、とか、同窓会までにスリムになって流行の服を着こなす、とか
成功してやりたいことを具体的にイメージすることがモチベーションの維持につながります。
クローゼットの片付けも、義務感だけで’片づけなきゃ’、と取り掛かるとモチベーションが続きません。
結果、途中で挫折しがちです。
まず、片づけに成功するとどうなるのか具体的なイメージを持ちましょう。
例えば、古い服を片づけるとスペースが出来て、新しい服でおしゃれが出来る、とか、
クローゼットが整理されて時短で身支度が出来るようになり家族との時間が増える、とか
片づけに成功するとこんなにいいことがあると明確にイメージすることも有効です。
明確なイメージが脳に描かれると、それは最終的にきれいに片付くまでのやる気を維持するだけでなく、きれいな状態を保つモチベーションにもなるのです。
具体的イメージが決まったら紙に書いて貼っておくといいですね。声に出して読んでみるとさらにイメージが明確になります。
2、結果を出すための細かな目標設定
ダイエット成功の手段として、まず目標の設定を行うと思います。
この時、目標体重〇キロ、であるとか、3か月で〇キロ落とすといった最終的な目標に到達するために、1週間目は〇キロ、1か月目は〇キロといった具合に細かな目標を設定していくと励みにもなり、中だるみを防止することにもつながります。
片付けも同じように最終的な目標を決めたら、1週間目でここまで、2週間目でここまで、1か月で完了するなど具体的にカレンダーに書き込んでみましょう。
一気にすべてのモノを出して片づけるという方法もありますが、とりかかるハードルが高いもの。
部分ごとでもアイテムごとでも、達成しやすい小さな目標を設置すると、気持ちもラクになります。
そして、最初に全体の目標を設定しているので継続性も高まりますね。
目標をカレンダーに書き込んで毎日目にすることが大切です。必ず行ってください!
3、結果を出すための現状の把握
ダイエットの場合、毎日の食事や運動量を記録する方法があります。
レコーディングダイエットというのが流行しましたが、自分の現状を把握して、改善点を明確にしていく、とても理にかなった方法だと思います。
クローゼットの場合も、「現在どんなアイテムを持っていて」、「いつから」、「どの場所」に収納されているのか、現状を把握できる状態になっているでしょうか。
あの箱になにがはいっていたっけ・・ とか、
収納棚の奥の服っていつからそこにあるんだっけ・・ とか、
クローゼットの中がブラックボックスになっていませんか?
現状を把握するには、一度モノを取り出すのが一番確実で簡単な方法です。
一度取り出してみれば自分に必要なものかどうか判断することができます。
その上で、然るべき場所に納めるか、捨てるかなどのアクションに移ることが出来ます。
現在の自分の持ち物を把握しておくと二重に買ってしまうことや、着る前に流行が過ぎてしまうこともなくなります。
ムダな買い物も減るので、お金の節約にもつながりますよ!
4、結果を維持して、リバウンドをなくす
苦労して片づけたつもりなのに、少したつと元通りになってしまった・・
そんな片付けの’リバウンド’、なぜ起こるのでしょう。
ダイエットでは、ただ’痩せる’ことを目標としてしまうと、痩せた後に急に目標がなくなってモチベーションがダウンしてしまいます。
結果として元の体型に戻ってしまう’リバウンド’が起きてしまうのですが、それを避けるには’痩せる’を目標としないで、’痩せている人に変わる’ことを目標とするのが結果を出すコツ。
片付けも、目の前にあるものを片づけることだけを目標にしないで、’片づけられる人になる’ことを目標に設定しましょう!
’片づけられる人になる’といっても、少しわかりにくいですね。
目の前にあるものを片づけるだけだと、古いモノや使われていないモノを処分、整理した段階で目標を達成するので、そこで満足してしまいます。
せっかく空いたスペースにはまた新しいものを詰め込んでしまい、リバウンドが起きます。
そして、クローゼットがいっぱいになった時点でまた整理を始めることに。
’片づけるモノ’にフォーカスしている限り、この繰り返しになっているのではないでしょうか?
’片づけられる人になる’と、片付いた状態が自分にふさわしいものとしてその状態が心地よくなります。
心地よい感覚を維持するために整理することが日常になっているので、大変な苦労をして片付けをする必要がありません。
’片づけられる人になる’ためには、最初に解説をした「結果を出すためのイメージづくり」が大切になってきます。
成功したイメージを常に頭に描いて行動していく、それこそが「結果を出す片付けのメソッド」の極意なのです!
まとめ
いかがでしたか?ダイエットの方法論に習い、片づけた後の結果にフォーカスし、モチベーションを維持する方法をお伝えしました。
1、結果を出すための「イメージづくり」
2、結果を出すための細かな目標設定
3、結果を出すための現状の把握
4、結果を維持して、リバウンドをなくす
4つの方法を取り混ぜながら、ダイエットに取り組むくらいに真剣な気持ちでクローゼットの整理にも取り組んでみてください。
きっとダイエットより簡単に結果がでますよ(笑)!