モンテッソーリ教育に学ぶ!0歳からのお片付け 自宅で実践おもちゃ編


子どもが自分のことを自分でする体験を大切にしている教育法「モンテッソーリ教育」

子どもが自分でできるように、小さい手でも使いやすい道具を用意してあげたり、手の届く位置に置いたりとまわりの環境を整えることも重視しています。

 

わたしも出来る範囲で取り入れてみたいと思い、実践を試みています。

 

前回はお片づけのできる子になるという期待を込めて絵本棚を設置。

 

今回は絵本に引き続きおもちゃの収納です。

自宅でおもちゃの分類や収納棚を設置をした様子を実録写真付きでお届けします。

スポンサーリンク

【実録】幼児のためのおもちゃ収納・収納棚の設置

おもちゃを箱から取り出す→分類→棚の設置という順序でおもちゃ収納を整えました。

 

1、おもちゃを全部箱から取り出す

まずはどんなおもちゃを持っているか、全部取り出して確認します。

これまではこんな大きめのかごにおもちゃを入れていました。

1歳(もうすぐ2歳だけど)なのでまだこんなでいいか、といった感じで。

 

おもちゃの総量としては、同じくらいの大きさの箱がもう1つと、レゴが1箱あります。

他に大きなボールも2個。こちらは入れるところがないのでそこらに転がっています(^^;

 

2、おもちゃの分類

まだあまりおもちゃが多くないのですが、もう少し年齢が上がってくると本格的に分類が必要となってくるようです。

 

この時持っていたおもちゃは、

  • ぬいぐるみが5,6個
  • ミニカーが10個ほど
  • その他単品のおもちゃが5,6個
  • 積み木・ブロック
  • 貰ったけどまだ使っていないパズル
  • もう使っていない赤ちゃん用のおもちゃやガラガラなど

おもちゃ箱には何故かわたしのツボ押しも入ってましたね(^^;

子どもがわかりやすいようにこれらを分類、いらないものは他の場所にしまいます。

 

まだおもちゃも種類が多くないので、ざっくりと次のように分類しました。

木のおもちゃ

ぬいぐるみなどやわらかいもの

ミニカー

ミニカー以外の硬いおもちゃ(プラスチックのものなど)

 

3、おもちゃ収納用の棚の設置

今までおもちゃは2つの箱に全部入っていたので、それなりにコンパクトにまとまっていました。

 

それがばらして収納となると確実に場所を取るし、

家じゅうが子どものモノであふれるようでちょっと・・

 

実は、最初はあまり乗り気でなかった棚の設置。

 

とはいえ、モンテッソーリではありませんが以前シュタイナー幼稚園で見せていただいたおもちゃの収納の、美しく使いやすそうなこと感動したのも事実。

 

そこでも子どもが取り出しやすいように、オープン棚におもちゃが並んでいました。

 

例えるならお店のディスプレイのような感じです。

店舗ではモノがたくさんあってもお客さんが見やすいようにディスプレイに工夫をしています。例えば、目線のところに売れ筋商品を並べる、手に取りやすいように広げて陳列するなど一つ一つのモノを個別に認識しやすいようになっています。

 

子どもにとって扱いやすい収納も、カルディなんかをお手本にすると分かりやすいかもしれません!

 

おもちゃ収納棚の設置画像

居間の片隅を片づけて、収納棚を置いてみました。

(今のところ子供部屋がないもので、居間にコーナーをつくっています)

ケースとしては余っていたかごや紙の箱を使ってます。

あるもので揃えるのも有りかと思ったのと、プラスチック製のものを見えるところに置きたくないという理由です。

 

モンテッソーリ教育で大切にしていること、それは

自分で選択する

自分で元に戻す

「秩序感」を大切にする

並べて置くことで少しは「秩序」ができたでしょうか?

 

おもちゃ収納棚・実際の娘の反応

スポンサーリンク

おもちゃの棚は夜のうちに設置したので、娘の反応は心配でした。

起きてきて荒らされるかな、と。

(この時2歳前ですがイヤイヤ期が始まっていて、反抗的になることも出てきていたので)

 

でも、そんなこともなく新しい収納に興味深々。

ミニカーを取り出して少し遊んでみたり、上の方には何があるのかな、と見てみたり。

やさしい手つき(に母は見える)で、遊んだおもちゃもかごに返していました!

 

結構気に入って使ってくれそうな予感です♪

 

おもちゃ収納棚・自分(母)の感想 メリットとデメリットは?

棚を設置した感想です。

 

自分で遊びたいおもちゃを選択できるようになった

今までの遊び方を見ると、決まったおもちゃ・新しいおもちゃばかり使っているようでした。かごに放り込んでいたので下の方のおもちゃが見えにくかったのでしょう。

 

それが、棚を設置すると久しぶりに見るおもちゃで楽しそうに遊んでいました。

 

きちんと目が届くので自分で遊びたいおもちゃを選ぶことができているようです。

自分でおもちゃを選択できる、という狙いは達成できたようです(^^♪

 

見えるようにしておくと、おもちゃの種類が変わってきそう

おもちゃ箱だと良く見えないので、貰ったけどその場限りで使わないもの(お子様ランチについてくる物とか)もそのまま放り込んでいました。

 

結果として、無駄なおもちゃがどんどん増え続けることに。

 

見えるようにしてあると使っていないものは置きたくなくなります。

 

おもちゃが大切にされている感じがする

ひとつひとつのおもちゃに置き場所があってきちんと整えられていると、大切にされている感じを受けます。

 

実際今回棚に置くときにも、拭いたり、ホコリを払ったりとおもちゃのメンテナンスをする機会となりました。

 

これも今までちゃんと出来ていなかったので・・・

 

ものを大事にすることもこういうことから身につくかな?

それにはまず大人が見本を見せることですね!

 

かなり場所をとる

子どもが見やすい所に収納するということは、1mから下の位置に置くということになります。

 

しかも重ねると見えにくいので拡げて置くことになり、収納のスペースとしてかなり場所をとります。

 

家庭では利用できる壁面が少ないので設置場所が厳しいです。

 

先ほど設置した棚は幅が60cmほど。

成長に従っておもちゃが増えていくともう少し工夫が必要になりそうです。

 

おすすめのおもちゃ収納は?シンプル・イズ・ザ・ベスト!

成長とともにおもちゃも増えていくので、おもちゃの収納場所はもう少ししっかりと作りたいところ。

 

でも、その期間もほんのわずかで、

小学校に上がると徐々に学校のものが増えていき、学年が上がっていくにつれて持ち物も変わっていくんだろうな・・

などと思うと、あまり子どもっぽいものは使いたくありません。

 

今だけでなく、ずーっと子ども部屋やリビングで使える収納が理想です。

 

購入するなら幼児から大人まで、リビングに置いても違和感のないようなこんな収納がいいかな、と思います。


こどもと暮らしオリジナル Milk お片付けラック ホワイト×ウォルナット

普通のオープンラックですが・・

  • 角が丸めてあって安心・安全
  • 天然木で作ってある
  • 子どもの目線にあわせて高さが83cmと低めに抑えてある

など、子ども使うことを中心に考えた細かな気遣いあります(^^♪

 

前回の記事でご紹介した絵本ラックと合わせると収納力たっぷりの子どもコーナーが出来上がります。

 

おもちゃ収納を選ぶ場合、

お部屋のインテリアとも馴染みが良いもの、シンプルで掃除がしやすいものがいいですね♪

 

まとめ

モンテッソーリ教育から学ぶ、として収納を実際に設置した様子をお届けしました。

 

わたしなりのメリット・デメリットもわかり、

少し面倒だったおもちゃ棚の設置も意外と良い効果がありそうで今後が楽しみになっています。

当面は限られたスペースに入る分だけのおもちゃを置いてみようと思います。

 

モンテッソーリの講師の方によると、幼児期はお片づけが出来ないのではなく、 どう片付けたらよいのかわからなかったり、片付けづらい環境のために出来ないことが多いそうです。

そこで、幼児でもできるような環境を整えることが大切となります。

 

大人にとっても片づけやすい環境を整えることはとっても大切。

子どもに関しては、周囲が気が付いていっそう片づけやすいようにしてあげることが必要なんですね!

 

教育につながるかどうかはよくわかりませんが、母親としては片付けのできる子になってほしいという希望はあります^^

子どもの周りの環境づくり、これからも勉強していきたいです。

 

関連記事です。

モンテッソーリ教育のお片付けのポイントについてはこちら!

モンテッソーリ教育に学ぶ!0歳からのお片付け

子どもは大人より色に敏感!子ども部屋のカラー・コーディネートは?

子どものための空間のカラー・コーディネート│基本ルールとおすすめカラー・アイテム

 

おまけ 子ども用の机と椅子

お片付けとは関係ないのですが、モンテッソーリ流では早くから自分の机、椅子を与えるそうです。

乳幼児のうちから座ることの習慣や机での活動を促すことが目的です。

 

そこで、空いていた机に子ども椅子を設置してスペースをつくってみました。

スケッチブックなど広げて誘ってみましたが全く座ってくれず撃沈。

これもそのうち自分から座ってくれるようになるかな?

 

机、椅子に関しては長い目で見ていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきたりがとうございました。

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。