子ども部屋のインテリアというと、どんなことから考え始めるでしょうか?
女の子らしく全体を可愛らしいピンクでコーディネートしたい!とか、
勉強ができる子になって欲しいので本棚と机は重要!とか、
兄弟が多いので掃除がしやすいように、収納を使いやすく!とか、
・・いろいろありますね。
子ども部屋のインテリアや家具、収納、それぞれを選ぶときにはどんなことに気を付ければいいのでしょう。
子どもの感性を養うことを重視しているモンテッソーリ教育をヒントに、特に低学年の子ども部屋で気を付けたいポイントをお伝えします。
目次
子ども部屋のインテリアのポイント
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家具やレイアウトを考える前に、子ども部屋ならではの気を付けたいポイントです。
子ども時代に大切なこと
子ども時代にはたくさんの外遊びが大切と言われています。それはなぜでしょうか?
子どもの知性や器用さ、創造性はいろいろな刺激の感覚を通して育まれることがわかっています。
土や木に触れたり、風を感じたり、花の匂いを嗅いだり、自然の中には刺激がいっぱい!五感すべてを使って遊ぶことで、子どもたちは目いっぱい刺激を受けています。
そうやってたくさんのことを学んでいるんですね。
子ども部屋のなかで使われるものも、自然の中で触れるもののように、触り心地に変化のあるものだと心地よい刺激となります。
例えば、畳の部屋とフローリングの部屋では足の裏の感覚が違いますね?そういった刺激を幼いうちからたくさん感じることが大切です。
凸凹だったり、硬い、柔らかい、なめらか、ツルツルといった変化のある素材というと・・
天然木の家具や椅子、コットンやシルクのファブリック、羊毛やサイザル麻のラグマットなど自然素材のものを取り入れるのがおすすめです。
プラスチック製品や合板のような表面加工したものは手入れは楽なのですが、触り心地が均一でデザインの刺激もありません。
モンテッソーリ教育の子ども部屋
藤井聡太棋士の活躍でも注目を浴びているモンテッソーリ教育。藤井棋士といえば、ついこの間6段昇段も達成しましたね。
そのモンテッソーリ教育でも五感を通じて豊かな感性を養うことに取り組んでいます。
その中には、子どもがお片付けやお手伝いをしたくなる工夫もたくさん!
モンテッソーリ教育でも、家庭で使う道具や身の回りのものには自然素材のもの、手触り・質感のよいものを選ぶことがポイントの一つになっています。
天然素材のものを与えると、その方が子どもが配慮をもった扱い方を覚えるそうです。
部屋全体は難しくても、小さな家具や、かご一つでも、子どもにこそ本物を与えるというのは根拠のあることなのですね。
モンテッソーリ教育のお片付けやお手伝いのポイントはこちらもご覧ください。
子ども部屋で気を付けたい具体的なポイント
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ここからは具体的なポイントをお伝えします。
家具やマットは素材に気を配ろう
マット・ラグ
子どもが直に触れるものは、なるべく天然素材のものがおすすめです。
もし床が合板のフローリングの場合には、冷たさを避けるためにも天然素材のラグマットなどを敷くのもおすすめです。
よく樹脂製のやわらかいジョイントマットを敷いているキッズスペースを見かけますが、清潔でない上に子どもの感性の刺激といった面でも全くおすすめできません。
その代わりになるものとしては天然のコルクマットがあります。
一般的に売られているものは、ジョイントマットと同じような素材のスポンジがコルクの下に貼ってあるものが多く見られます。
それよりも、有害物質の発生が少ない天然のコルク100%のものをお勧めします。
こちらのメーカーに取り扱いがあります。
足腰にも優しいのでお年寄りの部屋なんかにも良さそうですね。
机・椅子
家具の中でも、特に机と椅子は長く使うものです。出来れば高さ調整機能がついているものがいいですね。
高さ調整式/フレームデスク[M]
価格:45100円(税込、送料無料) (2018/2/21時点)
天然のヒノキでつくられた学習机です。
サイドパネル(ブルーの部分)の色が全8色から選べるので、兄弟で違う色にしたりしても愛着がわきます!
SCiチェア
価格:21780円(税込、送料別) (2018/2/21時点)
同じヒノキの高さ調整のできる学習椅子です。コンパクトなので小学校に入学するくらいから使えます。
子ども用の机・椅子の選びはこちらの記事にもまとめています。
リビング学習用にシンプルなデザインの机・椅子をチョイスしています。
「リビング学習」におすすめの机は?リビングに置く学習机の条件とは?
学習机の椅子の選び方とは?リビング学習にもおすすめの学習椅子3選
カラー・コーディネート
子ども時代は大人以上に身の回りの環境の影響を受けてしまいます。
部屋の色についても同様です。
一つの色が多すぎたり、コントラストの強い配色であったり、子ども部屋には避けた方がいい組み合わせがあります。
子ども部屋のカラー・コーディネートについてはこちらの記事をごらんください。
子どものための空間のカラー・コーディネート│基本ルールとおすすめカラー・アイテム
収納
我が家の場合、子どものための収納もモンテッソーリ教育をヒントにしています。
年齢によって収納方法も変わってきます。
例えばおもちゃの収納。3歳ごろからオープンラックの中に箱をセットして、種類ごとにまとめることができるようです。
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小さいうちはおもちゃ収納に、年齢が上がってきたら衣類や身の回りのものの整理に使えるシンプルなオープン収納があると便利です。
こちらは大人になっても使えるようなスッキリしたデザインです。
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置き場所に困るランドセルですが、こんな優しいデザインのラックがあると自分で片づける習慣が身に付きそうです。
お片付けが楽しくなりそうですね。
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