家の中に子どものためのスペースを作ろうと思って取り掛かると、意外と難しいと思いませんか?
海外のコーディネートの事例を見ると、壁紙から家具までキャラクターで完璧にコーディネートされたもあったりして、すごいなあと思います。
壁や天井に大胆な色を使った写真も良く見ます!
児童教育の専門家によると、壁や床、家具の色使いは子どもの空間を整える上で大切なポイントになります。
そこで、今回は子ども部屋のカラーコーディネートで気を付けたいことや、
賃貸のアパートやマンションでも取り入れやすいカラーアイテムについてお伝えします。
お子さんの部屋のインテリアの色使いを考える時の参考にしてみてください!
スポンサーリンク
目次
子どものための空間・色使いで注意したいポイントは?
児童教育の専門家によると、
子ども時代は大人よりも身の回りの環境に影響を受けやすい時期だそうです。
特に色使いには注意が必要とのこと。
カラーコーディネートで気を付けたいことをまとめました。
単調な色づかいは避ける
ドイツの居住環境の研究によると、単調すぎる色彩には注意が必要です。
モノトーンでコーディネートされた室内はおしゃれですが、子どもにとっては刺激不足。
身の回りの環境があまりにも単調すぎたらどんな影響があるでしょうか?
必要な五感の刺激が足りない子どもの内面は単調で、生命力に乏しいものになってしまいます。
子ども時代の五感の刺激の欠乏は、無感動で周囲のことに無関心な人格の形成の一因となります。
また、一つの色が多すぎる環境も好ましくありません。
単色づかいには例えばこんなマイナスの効果があります。
- 赤:攻撃性
- 黄色:嫉妬
- 青:現実感の喪失
- オレンジ:カオス(混沌)
- 緑:貪欲
- ターコイズ:距離を置く
海外インテリアの写真などでは真っ青な壁、天井の子ども部屋があったりします。
そのような極端な色の部屋で育った子どもはどうなるのかな・・と考えると、ちょっと怖いですね。
単調な色使いの弊害についてはこちらでも詳しく解説しています。
やってはいけないインテリアのカラーコーデ!色が身体と心に与える影響
過剰な色の刺激に注意
モノトーンや単色使いも問題ですが・・
子ども部屋というと、実際は色が多すぎることの方が問題かもしれません。
音や振動などと同様に、色の刺激が多すぎることも大きなストレスになることがわかっています。
子ども部屋だからといってカラフルな色であふれているとカオス状態に!
落ち着きのない感じになり、イライラの原因になります。
子どもに限らず感覚の鋭い人は周囲の激しい色の刺激に精神が疲れてしまいます。
子ども部屋ではショッキングな色使いやビビットな配色を避け、広い面積にはパステルカラーを使うのが理想です。
子ども部屋のカラーコーディネート・おすすめアイテムは?
スポンサーリンク
通常は、オフホワイトやベージュを基調としている部屋が大半だと思います。
和室を子ども部屋にする場合もありますね。
また、うちなどもそうですが子どもが小さいうちはリビングの一角に子どもスペースを作ることもあるかと思います。
柔らかい色調のアイテムを追加して子どものための空間を整えてみましょう。
カーテン・ラグ
子ども部屋の場合、大きな面積のカーテンやラグは色の付いたものがおすすめ!
パステルカラーのカーテンやラグでコーディネートして楽しい雰囲気をつくります。
リビングに子どもスペースがある場合などは、足元に綺麗な色のラグを1枚追加するだけでもスペースが作れます。
簡単に子どもの居場所を作れるのでおすすめです!
アートやポスター
壁の色が変えられない場合や賃貸の物件では額をかけるのもおすすめです。
目線の高いところにある額やポスターはお部屋の雰囲気を変えるのにピッタリなアイテム。
小物をたくさんそろえるよりも効果がありますよ。
自宅で掛けているファブリック・パネルです。
軽いので壁にピンをさして掛けることが出来るので、賃貸でも飾ることができます。
こんなおしゃれなパターンのファブリックパネルも。
価格の安めなのでインテリアに気軽に取り入れてみては♪
ウォール・ステッカー
壁紙がビニールクロスなら、ウォール・ステッカーを貼るのもおすすめです。
色や形で変化を与えるもの、楽しい雰囲気をつくるようなものがいいですね♪
ウォールステッカーなら気軽に取り入れることができるし、子ども部屋に向いているようなカラフルな柄のものが沢山あります。
お空が見える、こんな楽しいステッカーも♪
壁の色を変えるエコカラット
リフォームで壁の色を変えるのはいかがでしょうか?
壁紙の上から張れるタイルなら、半日程度で簡単に壁の色が変えられます。
おすすめのエコカラットです。
色・柄が豊富で、調湿効果や有害物質を吸着する効果があります。
ニオイをとる効果も大きいので、保育園や病院でも使われています。
壁全体ではなく、一部分だけにポイントづかいしてアクセントにしても。お部屋の環境も良くなるので色を変える以上の効果があります。
部屋の雰囲気や空気を大きく変えることのできるアイテムです!
まとめ
子ども向けのインテリアの色使いで気を付けたいことをまとめました。
- モノトーンは避ける
- ビビットな配色、コントラストの激しい色彩を避ける
- 広い面積にはパステルカラーを使う
- 同じ色を多用しない(男の子なら青、女の子ならピンクなど)
自分としては、ショールームのように綺麗にコーディネートされていなくても、明るくやさしい雰囲気になるように考えてあげればいいのかな、と思います(^^♪
是非参考にしてみてください!
スポンサーリンク