梅雨時期から夏にかけてはジメジメ、ムシムシ、湿気が不快な季節です。
湿気あると建物も傷んでくるのですが、放っておくと室内にダニやカビが大量発生する事態にも。
アレルギー対策のためにも早めの対策が必須です!
そこで今回は、今すぐに出来るカンタンな部屋の除湿方法をお伝えします。
梅雨時期でもお部屋の湿気をスッキリと取り除いて、カビやダニと無縁で暮らしたい人必見です!
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目次
簡単なお部屋の除湿方法7選
簡単にできる除湿の方法を7つお伝えします。
1.換気扇を回す
湿気を下げる工夫で一番大切なのは、なんといっても換気をすること!
梅雨時期は、部屋の中でも結露がおきやすくなっています。
これは湿度が高いのが直接の原因ですが、換気をしていないと湿気が溜まって結露しやすくなります。
換気扇をまわすことでフレッシュな外気が入ってきて、家全体の湿度をさげることが出来ます。
24時間常に換気をする
比較的新しい住宅では24時間換気といって、一日中換気扇を回すことが義務付けられています。
これは家の中に汚れた空気がたまらないようにするためなのですが、大抵はトイレや浴室などの換気扇が24時間換気用になっていて、常にONになっています。
24時間換気の付いていない古い住まいでも、トイレや浴室などは常に換気扇を回しておくと有効です。
洗面所や浴室、キッチンなど水を使うところでは必ず換気扇を回すのもお忘れなく!
家の中に空気の流れをつくる
換気をするときに大事なことは、家の中に空気の流れをつくることです。
といっても特別なことは必要ありません。
室内のドアや引戸を開けておき、できれば家中に空気が流れるようにしておきます。
そうしておくと、換気扇のない部屋の湿気も外に排出することができます。
2.窓をあけて風を通す
マンションや新しい住宅は昔の家にくらべて気密性が格段に良くなっています。
隙間風がないので、雨の日以外は積極的に換気のために窓をあけて、外気を取り込むことが必要です。
簡単なことですが、これだけでもずいぶん違ってきます!
窓の開け方にもコツがあります。
窓は1面を開けただけでは家の中に風が入ってきません。
自然の風を通すには「入口」と「出口」が必要です。
違う方向についた2面の窓を開けるようにすると、家の中に風が通るようになります。
マンションやアパートでは、同じ方向にしか窓のない部屋もありますよね。
その場合は、廊下などを経由して他の部屋から風が出ていくようにします。
この時も、風の「入口」と「出口」を確保されているかチェックしてみてくださいね!
3.シャワーは短めに、浴槽はお湯を抜く
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浴室は家の中で一番湿気が発生しやすい場所。
シャワーを長時間浴びたり、お風呂に長くつかるとそれだけ水蒸気がたくさん発生することになってしまいます。
また、浴槽のお湯は使い終わったらすぐに抜いて浴室を乾かすようにします。
お風呂が乾いているとカビ掃除の手間も減るので、掃除時間の【時短】にもなりますよ!
4.部屋干しの工夫
部屋の湿気対策には部屋干しをしないのが一番ですが、雨が多い梅雨時だからこそ室内に干すしかないという状況になりますね。
室内干しするときには、なるべく早く乾くように除湿器や扇風機を回すようにします。
また、洗濯物と洗濯物の間に風が通るように隙間を開けて干すというのもポイントです。
それでも生地の厚いタオルなどはスッキリと乾かないので、コインランドリーを使うのもいいアイデアですね。
5.部屋のホコリを取る
ホコリがあると必ず湿気がたまり、そこにカビやダニも発生してきます。
部屋の隅やテレビの裏側、家具の脚の近くなどがホコリの溜まりやすいポイント。
お掃除しにくい場所ですね。
掃除機だけでは取り切れないので、湿気、ホコリも取り除くにはモップやクイックルワイパーなんかで拭き掃除をするのが有効です。
6.押入れや納戸の中も風通しよく
押入れやクローゼットは特に結露しやすい危険な場所です。
詰め込みすぎを防ぎ、スノコなどを使って床・壁に衣類や布団が直接触れないようにします。
梅雨前に一度全部中のものを出して掃除するのが良いのですが、扇風機の風をあてて内部の湿気を飛ばすだけでも効果があります。
この時も壁と衣類の間に隙間がないと空気が循環しないので、詰め込みすぎには要注意です!
7.観葉植物を外に出す
家の中で湿気を出すものの一つが観葉植物です。
特に土を使っているもの、大きなものは水分量多め。
一つや二つならそんなに問題ありませんが、たくさんになってくると温室のようになってきてしまいます。
この時期だけでもベランダやポーチなどに出すこともご検討くださいね。
まとめ
簡単なお部屋の除湿方法として、
1.換気をする
2.窓をあけて風を通す
3.シャワーは短めに、浴槽はお湯を抜く
4.部屋干しの工夫
5.部屋のホコリを取る
6.押入れや納戸の中も風通しよく
7.観葉植物を外に出す
の7つのポイントをお伝えしました。
湿気対策というと除湿器ももちろん役に立つアイテム。
でも、家全体に設置するわけにはいきませんよね。
カビが生えてしまってからだとお掃除も大変になります。
その前に簡単な湿気対策、是非お試しください!
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