4月7日(土)の「美の巨人たち」春の建築特集は、建築家・隈研吾氏の「雲の上ギャラリー」の特集でした。
隈研吾といえば、東京オリンピックの新国立競技場の設計者として選ばれたことも記憶に新しいですね。
日本を代表する建築家として名前だけは知っているという人も多いかと思います。
そんな隈研吾氏の建てた建築が東京にも・・というか東京中、隈さんの作品だらけです!
しかも、流石というべきか、依頼するクライアントのセンスが良いせいか、
話題のスポットやアート性の高いスポット、
そして美味しいスイーツとのコラボレーションが多いのも特徴です。
アート・スイーツとくればデートや女子旅にもぴったり。
そこで、今回は週末旅におすすめの隈研吾建築をまとめました。
話題のスポットを巡りながらの建築旅を楽しんじゃってください!
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目次
隈研吾建築×アート×スイーツのコラボレーション
根津美術館 2009年
出典:flicker
南青山にある根津美術館は日本・東洋美術の専門の美術館です。
出典:flicker
エントランスへと続く通路は墨絵の世界を表現したような繊細なデザイン。
都心にあるのですが、ここに足を踏み入れると一気に【和】の世界へ。
細部まで気を配ったデザインのこちらの建物は近年の隈研吾氏の代表作です。
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美術館併設のカフェも美術館の新装と同時に設計された建物です。
庭園内に建設された建物で、三方を大きなガラス面で囲まれていて四季の緑を眺めることができます。
お茶関係の展示も多い美術館ですので、展示を見た後にお庭をめぐり
最後にゆっくり抹茶をいただくのもいいですね。
公式サイト:http://www.nezu-muse.or.jp/
サントリー美術館 2007年
東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館も隈さんが手がけています。
白木のような清潔感のある色調の縦のルーバーがシャープで、上質な【和】の空間といった感じです。
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隈さんは「都市の中の居間」としてこの美術館の設計に取り組んだそうです。
そうやって見ると、インテリアに使われている木や和紙、
大きなガラス窓に設置されている「無双格子(むそうごうし)」(2枚の格子をスライドさせて光を調節する建具)など、
どことなく懐かしいデザインに出会うことが出来ます。
和モダン、という言葉は使い古された感もありますが、
建築家の手により表現されると、一味違うシャープで奥行が感じられるデザインになっています。
そんな空間を愉しむのこの美術館ならではです。
公式サイト:https://www.suntory.co.jp/sma/
la Kagu(ラ カグ) 2014年
神楽坂駅前にある、新潮社の本の倉庫をリノベーションした商業施設。
倉庫の外観はなるべくそのままにしていて、いい意味で使い古された味を出しています。
内部もラフな仕上げで親しみのある空間です。
店舗の前に階段状の広場があって、訪れた人々が思い思いに過ごしています。
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外観・内装ともにラフな建物ですが、神楽坂にあるだけあって
おしゃれなテナントぞろい!
もと出版社の建物らしく本をテーマにしたスペースも、
いわゆる本屋とは違ったセレクトショップといった内容。
生活雑貨や家具も良いものが揃っていて、眺めて歩くだけでもセンスが磨かれそうです。
公式サイト:http://www.lakagu.com/
SunnyHills at Minami-Aoyama(サニーヒルズ 南青山店)2013年
出典:flicker
木製のルーバーがとてつもなく目立っている店舗は台湾発祥のパイナップルケーキのお店。
話題作の多い隈さんの建築作品のなかでも、かなり目を引く建物になっています。
内部は鳥の巣の中にいるみたいです。
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パイナップルケーキってパサパサしている印象があったのですが、
こちらのパイナップルケーキはお土産でいただいて驚きました。
パサパサ感がなく餡も甘すぎず、パイナップルケーキの常識を覆すようなフレッシュなおいしさでした!
材料から厳選しているんだろうなあというのが感じられる素敵なお菓子で・・
あ、
建築と関係ないですね。
とにかく美味しいのでお土産にもどうぞ♪
公式サイト:http://www.sunnyhills.com.tw/store/ja-jp/
廚菓子くろぎ (クリヤカシクロギ)2014年
出典:http://www.wagashi-kurogi.co.jp/
こちらも目立つ外観ですね。老舗和菓子屋の上野にある店舗です。
お馴染みの木製のルーバーとガラスの組み合わせですが、建物の形態によってそれぞれ全く違う建物になっています。
ここもおすすめ!
作りたてのわらび餅、巨大かき氷などとにかく美味しいものがいただけます♪
公式サイト:http://www.wagashi-kurogi.co.jp/
まとめ
隈研吾氏の建築をテーマにめぐる東京、というテーマで話題のスポットをあつめてみました。
画像を見ると、和のモチーフを様々な手法でデザインしているのがわかります。
写真映えする建物の多い隈さんの建築ですが、内部から見るとまた東京の景色が少し違って見えます。インスタ映えすることも間違いなし!ぜひGWにでもおでかけくさい♪
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