家の中に取り入れたい色の効果について、2回にわたってお伝えしました。
やってはいけないインテリアのカラーコーデ!色が身体と心に与える影響
子どものための空間のカラー・コーディネート│基本ルールとおすすめカラー・アイテム
今回は、受験生のいる家庭で必見!勉強や仕事の効率を上げるのに役に立つカラーコーディネートです。
インテリアの色次第では集中力を高める効果も。アクセント・カラーを取り入れて是非色の効果を感じてみてください!
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目次
勉強や仕事の空間の基本カラー
幼児期ほどではありませんが、青少年や大人であっても身の回りの環境から影響を受けています。
ベースとなるカラーは、刺激の少ないニュートラルな色がおすすめです。
例えば受験生のための部屋なら、基本は子ども部屋と同じで控えめなパステルカラーやアイボリーなどで問題ありません。
柄のある子どもっぽい壁紙、アイドルグループのポスターなどは勉強する環境に相応しくありません。
どうしても貼りたいポスターなら勉強机から身に入らない位置に移動するようにします。
勉強・仕事部屋に取り入れたい色の刺激
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では、勉強や仕事に役に立つ色の刺激にはどんなものがあるでしょうか?
大きな面積は白やパステルカラーを基調としたうえで、アクセント・カラーを額やクッションなどの小物で取り入れると効果的です。
やる気を起こさせる・モチベーションを上げる!
勉強でも仕事でも、まずは「やる気」になることが必要です!
黄色は太陽の代わりとなります。太陽の出ない白夜の続く北欧で冬に自殺が増えるように、黄色の刺激が不足するとやる気がなくなります。
また、黄色には思考をシャープにする効果も。これも勉強や仕事をする上では大切なことですね!
黄色のインテリアの取り入れ方
勉強・仕事のやる気が起きない場合、頭をシャープにしたい場合はカーテンなどに黄色を取り入れるのがおすすめです。
ただし、すでにやる気充分な人、知的な人の場合は黄色が過剰になる恐れがあるそうです。この場合は他の色を取り入れる方が向いています。
クリエイティブな作業向け
同時にバイタリティをもたらす色でもあるので勉強部屋・仕事部屋に共に向いています。
赤を使う注意点としては、多すぎると攻撃的・暴力的になること。なので、壁の色にはおすすめできません。
広い面積でもラグなど床面であれば赤でも問題はありません。
赤のインテリアの取り入れ方
赤のインテリアを取り入れやすいのは、壁に掛ける額や椅子など小物に少量使うこと。
ただし、控えめな赤よりもビビットな赤の方が効果が高くなります。
また、ピンクも赤に似たような効果があります。
ピンクは同時に気分を落ち着かせる効果もあります。
クリエイティブな作業をする場合は、部屋のカーテンや壁紙に優しいピンク色を使うのもおすすめです。
インスピレーションをもたらす
勉強であっても仕事であっても発想力は大切ですね。人工知能が人間に取って代わる分野も出始めていますので、発想力を高めていきましょう!
花瓶にさす花、デスク周りの小物などに紫を取り入れると良いようです。
仕事場に飾っている胡蝶蘭の花は赤紫色。生花のわりに手入れが楽なのでおすすめです。
集中力をつけたい、うるさい環境をなんとかしたい
勉強に集中したいのに家の外の音が気になったりして、どうしても落ち着いて取り組めない。
そんな場合には気持ちを落ち着けて集中を促す色が必要です。
また、高い集中力が必要な時には、黄色とターコイズが効果的です。
青のインテリアの注意点
子どものための空間のカラー・コーディネートでもお伝えした通り、一つの色を多用することは色のマイナスの効果が強く表れるのでご注意ください。
例えば男の子の部屋だと、カーペットがブルー系、椅子の座面がブルー、カーテンやベッドカバーもブルーという部屋になってはいませんか?
これだとブルーのマイナスの効果である現実感の喪失や、受動的になりすぎることが心配されます。
そんな場合は意識的に黄色や赤をプラスしてバランスを取るようにします。
色のバランスが取れていること、無機質なモノトーンにならないことは勉強部屋、仕事部屋においても重要なポイントです。
まとめ
インテリアの色の効果についてお話ししました。
インテリアカラーというと風水が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?風水でも方角と共にインテリアの色彩について重視していますね。
風水の色の効果も、色の生理的な効果から導き出されたものが含まれているかもしれません。
心理面に色が与える影響は絶大です!是非取り入れてよりHappyな毎日をお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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