気づいたら実家がゴミだらけ!片づけ方法や業者に頼むメリットは?

リフォームの仕事をしていると「ガラクタ部屋」「荷物部屋」に遭遇することが珍しくありません。

 

「ガラクタ部屋」や「荷物部屋」は納戸とは違い、モノの出入りがない部屋。

使えないモノや不用品が積み重なって、奥には何があったのか本人でも忘れている場合がほとんどです。

 

実はそんな部屋の存在は、家全体が「ゴミ屋敷」になる危険信号の一つです。

 

家に不用品が多くてどうしようもないとか、高齢の両親や兄弟が家の片づけを出来なくなったとか、

誰にも相談できないけど家のゴミ、それも実家のゴミの問題を抱えて悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

 

そこでこの記事では、実家がゴミ屋敷になる危険信号やその原因、片づけ方法、業者に依頼する場合の注意点などをご紹介します。

 

家のゴミを何とかしなきゃ、と思って悩んでいる人は是非参考にしてみてください。

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実家がゴミ屋敷になる危険信号とは?

久しぶりに帰省した時に部屋がなにか変!?

部屋の状態がいつもと変わって見えるとしたら、それはゴミのせいかもしれません。

  • 冷蔵庫の中がいっぱい、賞味期限切れや痛んだ食品であふれている
  • 届いた手紙が開封されていない
  • 脱いだ服が無造作に床に置いてある
  • 壊れたもの、包装紙、紙袋など必要ないものまで保管されている
  • 長らく掃除されていないような状態になっている
  • ゴミの日に生ゴミや缶、ペットボトルが捨てられていない

このような状態だとしたら要注意です。

今は大丈夫でも、今後ごみ屋敷になっていく可能性があるかもしれません!

 

実家がゴミ屋敷になってしまう原因

では、なぜ実家がゴミ屋敷になってしまうのでしょうか?

高齢化という一言では済まされない心と身体の問題があるようです。

 

主に次の4つの原因が考えられます。

 

1、認知症やストレスなどの影響で判断力が低下している

冷蔵庫に食べ物があるのに忘れて買ってきてしまったり、ゴミ出しの曜日を忘れてしまったり。

 

高齢になってくると”よくある物忘れ”ですが、

認知症の症状がすすんでくると食品が腐っていてもわからなかったり

ゴミを捨てられなくなってどんどんたまってしまったりといった深刻な事態に。

 

また、モノのない時代に育った世代で ”もったいない” が口癖の人の場合は、

日用品や大量のストック、壊れたものなどを ”いつか使うから” と取っておく傾向があります。

 

その場合は使えないものや必要のないものでも、人が捨てることに抵抗をすることも。

 

判断力が低下してくると捨てることができなくなり、大量のガラクタを貯め込んでしまいます。

 

よくテレビで見るゴミ屋敷もこのパターンが良く見られます。

 

2、認知症によるうつの症状

認知症の症状のひとつとして、うつ状態になることが多く見受けられます。

うつ状態になってしまうと自分の身の回りのことにも関心がなくなり、身だしなみや掃除に気を使うことが出来なくなります。

 

わたしも認知症の家族と同居の経験があります。

元気な時は常に身だしなみを綺麗に整えていた祖父ですが、認知症になると髭剃りどころか自分で歯も磨かないように。

 

幸い家族と同居していて、最終的には施設に入ったため大きな問題はありませんでした。

しかし、一人暮らしの人がこのような状態に陥った場合には注意が必要となります。

 

3、健康状態が良くないので掃除が面倒になっている

高齢になって身体の自由が利かない、今までのように当たり前のことが簡単にできない。

こういった理由で掃除が面倒になっているケースがあります。

 

掃除しなきゃと思うのに出来ない、周りからも綺麗にするよううるさく言われる、

そのことでまた自信をなくしてうつ状態になったり認知症が進行する場合もあります。

 

健康状態が良くないにもかかわらず頼れる人がなく1人家でこもってしまう人は、ゴミ屋敷になりやすい人といえます。

 

4、孤独感を埋めるため

一人暮らしの人など、孤独を埋めるためにゴミを溜め込むケースがあります。

身の回りをゴミでいっぱいにすると安心できるという心理状態です。

 

孤独で周囲と接触のない人の場合、地域コミュニティへの参加を自ら拒否するケースも多く見られます。

家が汚部屋になっていても誰も気づかず、手を差し伸べることもできません。

 

このようなケースでは孤独死の危険もあります。

孤独死する方の多くは一人暮らしのお年寄りです。

高齢者の孤独死の件数が増えている背景には「高齢化社会」と「核家族化」、「社会からの孤立」といった社会問題があります。

出典:遺品整理サイト ウィルケア

 

家のゴミや汚部屋の片づけ方法!誰が・どうやって片づける?

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実家のゴミの整理・片付けは

  1. 住人である両親や同居の家族が片づける
  2. 別居している家族(この記事を読んでいるあなたや兄弟)が片づける、もしくは一緒に片づける
  3. 清掃業者に依頼する

の3パターンが考えられます。

 

それぞれのパターンのメリット・デメリットを見てみたいと思います。

 

1、住人である両親や同居の家族が片づける

実家の片づけを住人である高齢の親や兄弟に頼む。

実際にそこに住んでいるのだから当然といえば当然なので、説得して片づけてもらう。

費用的には一番メリットのある方法です。

 

しかし、次の理由からこの方法はお勧めできません。

  • ゴミ屋敷の片づけやガラクタ部屋の掃除は危険を伴う重労働
  • ゴミを溜め込んだ人に片付けを頼んでもなかなか作業が進まない

 

ゴミや不用品を片づけるのには、体力と集中力が必要です。

ゴミを捨てるのには分別もしなければいけないし、精神的にも疲れる作業です。

 

加えて、ゴミがある程度たまっていた部屋なら害虫・・

そう、ゴキブリなんか直ぐに増えます!

 

実際に仕事でハウスクリーニングをしている人にはゴキブリ数100匹なんてザラ、と聞いたことがあります。

 

害虫だけではなく、落ちていたガラスやボトルを踏んでケガをしたり、つまづいたりといった直接的な危険があります。

ゴミ掃除は危険度の高い、大変な仕事なのです!

 

ゴミ屋敷の原因が住人の高齢化などに有る場合には・・

片付けや掃除を頼むのは安全面、作業効率の面からも難しいでしょう。

 

2、別居している家族(子どもの誰か)が片づける

別居している家族が片づける場合は、ゴミをためた本人ではないので比較的作業は進むでしょう。

 

あなたが実家の片づけを手伝うのは親にとっても嬉しいことかもしれません。

費用的にも高い人件費がかからないのでメリットがあります。

(ゴミ清掃を業者に頼んだ場合、費用のほとんどは人件費です)

 

デメリットとしては

  • 移動時間も含めて片付ける人の身体的・経済的・精神的負担が大きい
  • 不用品整理や分別になれていない素人なので片づけに時間がかかる
  • ゴミに付いている害虫や菌などによるアレルギー、ケガなどの危険がある
  • 兄弟がいる場合は誰が片づけるかでもめる
  • 財産がからむと兄弟や親せきにあらぬ疑いをかけられるリスクも
  • 家族とはいえ他人の持ち物を処分することは難しい、口論になることも

などがあります。

 

片づけの最中に口論になるというのは、片づける人が頑張ろうと思っても、

昔より頑固になっている高齢の親や兄弟であれば、身内の意見には耳を貸さない可能性もあります。

 

不用品を捨てようとしても、『これはまだ使えるから』と、片付けがなかなか進まないことに。

 

これは個人差があるので一概には言えないのですが、説得しようとすると余計に頑固になる・・

自分の両親や義理の両親との間で、わたし自身にもそういった経験があります。

 

その部分を乗り越えることが出来れば、家の間取りなどわかっている家族が片づけるのはとても良い方法です。

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3、不用品回収業者や清掃業者に依頼する

実際にゴミ屋敷の一軒家やマンションのゴミ処理を手配した経験からいうと、結論としては清掃業者に依頼するのが確実です。

 

業者に依頼する場合のメリットは、

  • 掃除をする人の危険がない
  • 掃除をする人の身体的・精神的負担がない
  • プロに任せるので早く綺麗になる
  • 年老いた親と不要な口論をする必要がない

など。

 

しかし!

高額な費用面が一番のデメリットです。

ご存知の方もいるかもしれませんが、家の不用品整理や掃除の費用は結構高いものです。

 

清掃業者や不用品回収業者に依頼する場合の注意点

清掃業者の相場ってわかりにくいですよね。

または、訪問販売のような形でハウスクリーニングの営業マンが自宅に来るケースも。

 

また、あまり良い傾向ではありませんが、業界の体質として素人にはわかりにくい見積書の内容になっています。

不用品処分の相場や業者の選び方などはこちらをよくお読みください

ハウスクリーニング料金が高すぎ⁉費用の相場や清掃業者の選び方は?

 

ゴミ屋敷にリバウンドしないための今後の工夫

家がゴミ屋敷になってしまう前に、またはなってしまった。

頑張って掃除をして、不用品も処分した。

 

では・・・

今後またゴミ屋敷にならないように、どのような対策ができるでしょうか?

 

具体的には、定期的に誰かが掃除をするのが望ましいです。

  • まめに実家を訪問して片づける
  • 定期的な掃除を業者に頼む

 

また、小さい部屋が多い昔の間取りは、足が不自由になったりすると使いにくく、家事や掃除が困難になります。

古い家は断熱材が充分でないので冬場は寒く、心臓や血管に負担をかけてより身体が悪くなることも。

 

ゴミそのものをどうにかする、そのことももちろん重要ですが、

身体の状態に合わせて家を暮らしやすくリフォームすると、根本的な解決が出来る場合があります。

 

  • 暮らしにくい間取りをリフォームで暮らしやすく
  • 危険な個所をバリアフリーリフォームする
  • 断熱材を追加して家の中の温度差を減らし、健康に暮らせるようにする

こうすることで身の回りのことも自分でやりやすくなり、元気で在宅できる期間が長くなります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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