家に不用品が多くてどうしようもないとか
高齢の両親や兄弟が家の片づけをしなくなったとか・・
誰にも相談できないけど家のゴミ、それも実家のゴミの問題を抱えて悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
この記事では、実家のゴミの片づけ方法や片付けを清掃業者に頼むメリットなどをご紹介します。
家のゴミを何とかしなきゃ、と思って悩んでいる人は是非参考にしてみてください。
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目次
家のゴミや汚部屋の片づけ方法!誰が・どうやって片づける?
実家のゴミの整理・片付けは
- 住人である両親や同居の家族が片づける
- 別居している家族(この記事を読んでいるあなたや兄弟)が片づける、もしくは一緒に片づける
- 清掃業者に依頼する
の3パターンが考えられます。
それぞれのパターンのメリット・デメリットを見てみたいと思います。
1、住人である両親や同居の家族が片づける
実家の片づけを住人である高齢の親や兄弟に頼む。
実際にそこに住んでいるのだから当然といえば当然なので、説得して片づけてもらう。
費用的には一番メリットのある方法です。
しかし、次の理由からこの方法はお勧めできません。
- ゴミ屋敷の片づけやガラクタ部屋の掃除は危険を伴う重労働
- ゴミを溜め込んだ人に片付けを頼んでもなかなか作業が進まない
ゴミを捨てるのには分別もしなければいけないし、精神的にも疲れる作業です。
加えて、ゴミがある程度たまっていた部屋なら害虫・・
そう、ゴキブリなんか直ぐに増えます!
実際に仕事でハウスクリーニングをしている人にはゴキブリ数100匹なんてザラ、と聞いたことがあります。
害虫だけではなく、落ちていたガラスやボトルを踏んでケガをしたり、つまづいたりといった直接的な危険があります。
ゴミ掃除は危険度の高い、大変な仕事なのです!
ゴミ屋敷の原因が住人の高齢化などに有る場合には・・
片付けや掃除を頼むのは安全面、作業効率の面からも難しいでしょう。
2、別居している家族(子どもの誰か)が片づける
別居している家族が片づける場合は、ゴミをためた本人ではないので比較的作業は進むでしょう。
あなたが実家の片づけを手伝うのは親にとっても嬉しいことかもしれません。
費用的にも高い人件費がかからないのでメリットがあります。
(ゴミ清掃を業者に頼んだ場合、費用のほとんどは人件費です)
デメリットとしては
- 移動時間も含めて片付ける人の身体的・経済的・精神的負担が大きい
- 不用品整理や分別になれていない素人なので片づけに時間がかかる
- ゴミに付いている害虫や菌などによるアレルギー、ケガなどの危険がある
- 兄弟がいる場合は誰が片づけるかでもめる
- 財産がからむと兄弟や親せきにあらぬ疑いをかけられるリスクも
- 家族とはいえ他人の持ち物を処分することは難しい、口論になることも
などがあります。
片づけの最中に口論になるというのは、片づける人が頑張ろうと思っても、
昔より頑固になっている高齢の親や兄弟であれば、身内の意見には耳を貸さない可能性もあります。
不用品を捨てようとしても、『これはまだ使えるから』と、片付けがなかなか進まないことに。
自分の両親や義理の両親との間で、わたし自身にもそういった経験があります。
その部分を乗り越えることが出来れば、家の間取りなどわかっている家族が片づけるのはとても良い方法です。
3、不用品回収業者や清掃業者に依頼する
実際にゴミ屋敷の一軒家やマンションのゴミ処理を手配した経験からいうと、結論としては清掃業者に依頼するのが確実です。
業者に依頼する場合のメリットは、
- 掃除をする人の危険がない
- 掃除をする人の身体的・精神的負担がない
- プロに任せるので早く綺麗になる
- 年老いた親と不要な口論をする必要がない
などです。
良いことが多いのですが、唯一のデメリットは費用面です。
家の不用品整理や掃除の費用は結構高いものなので、これから書く依頼する場合の注意点を良く読んで、見積の内容に納得をしたうえで発注することをおすすめします。
清掃業者や不用品回収業者に依頼する場合の注意点
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ハウスクリーニングの費用は、部屋の広さで相場が決まってきます。
しかし、不用品の処分となると見積金額が高額となることも。
また、あまり良い傾向ではありませんが、業界の体質として素人にはわかりにくい見積書の内容になっています。
悪徳業者が横行しているのも事実ですので、事前に相場を知った上で複数の業者から見積をとることをおすすめします。
ゴミ屋敷にリバウンドしないための今後の工夫
家がゴミ屋敷になってしまう前に、またはなってしまった。
頑張って掃除をして、不用品も処分した。
では・・・
今後またゴミ屋敷にならないように、どのような対策ができるでしょうか?
具体的には、定期的に誰かが掃除をするのが望ましいです。
- まめに実家を訪問して片づける
- 定期的な掃除を業者に頼む
また、小さい部屋が多い昔の間取りは、足が不自由になったりすると使いにくく、家事や掃除が困難になります。
古い家は断熱材が充分でないので冬場は寒く、心臓や血管に負担をかけてより身体が悪くなることも。
ゴミそのものをどうにかする、そのことももちろん重要ですが、
身体の状態に合わせて家を暮らしやすくリフォームすると、根本的な解決が出来る場合があります。
- 暮らしにくい間取りをリフォームで暮らしやすく
- 危険な個所をバリアフリーリフォームする
- 断熱材を追加して家の中の温度差を減らし、健康に暮らせるようにする
こうすることで身の回りのことも自分でやりやすくなり、元気で在宅できる期間が長くなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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